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タバコと歯周病

こんにちは!衛生士の小野です^ – ^
4月も半ばに入りやっと花粉も落ち着いて気持ちの良い気候になってきましたね。

 

今回はタバコと歯周病についてのお話をしたいと思います٩(⊙ω⊙)

『たばこを吸うと歯周病のリスクを高くします…!』といった内容をテレビやネットなどでよく見たり耳にしたりすると思います。

患者さんからも、Q禁煙しないと歯周病は本当に治らないのですか?

という質問をよくききます。

 

実際アメリカの健康と栄養に関する調査にて、

タバコを吸わない人に対しての歯周病発症を比較してみると、

・喫煙者で3.97倍(1日31本以上吸うヘビースモーカーでは5.88倍)
・過去に喫煙されてた方では1.68倍です。

 

その事から、喫煙者は非喫煙者に比べて歯周病にかかりやすいことがわかります!

さらに、喫煙本数が多いほどリスクが増え、禁煙してもすぐにリスクは消えず禁煙期間が長くなるとリスクが減少し、11年以上禁煙すればリスクは非喫煙者と同じになると記載されていました。

具体的に、タバコを吸われる患者さんの特徴をみてみると、

・喫煙者の歯周病は非喫煙者の歯周病に比べて、歯周ポケットが深く、歯を支えている骨の吸収やアタッチメントロス(歯に付着している組織の喪失すること)が大きい

・歯茎の炎症は比較的軽いので、歯茎の検査の時も出血は少ない。

 

なので喫煙者の方は、

気づきにくく、かなり悪化してからでないと自覚しないため歯医者に来る時期が遅くなりがち。

 

・喫煙者がタバコを吸わない人よりも磨き残しが多い傾向があるが、プラーク(歯垢)が形成しやすいというわけではなく、単に歯磨きが不良なだけのことが多い。

・喫煙者は歯周病の進行レベルが高い。
歯周病進行速度は、非喫煙者に比べて2倍早く、禁煙すると進行が遅くなる。

 

そのことから、

禁煙することで歯周病のリスクファクターは減少するが、完全になくなるわけではありません。

過去の喫煙量や喫煙期間、禁煙してからの期間が大きく影響してきます。

 

また、喫煙患者さんが治療により良い結果が得られても、後戻りしてしまう可能性があり、よって結果としてタバコを吸われていると歯周病を完全に治すことはできないという事です!

 

歯周病になっていなくても、たばこを吸うと歯周病のリスクが高くなり、禁煙すると歯周病へのリスクが下がるので、お口の健康も害するタバコの際にすこしずつでも禁煙をされることをお勧めします !

しんがい歯科医院 〒370-0075 群馬県高崎市筑縄町20-5